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【プレスリリース】社会的責任に関する取り組みを可視化できるツールSSCAPを公開!公開記念イベントでセミナーと専門家によるパネルディスカッションを開催

活動報告・その他

一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)は、企業の社会的責任(CSR)や持続可能な発展に関する取り組みを可視化し、課題解決を支援するツールSSCAP(エスエスキャップ、持続可能サプライチェーン評価プラットフォーム:Sustainable Supply Chains Assessment Platform)を公開しました。世界標準ISO26000を参照しながらも、日本企業の状況を踏まえて作られた自己評価ツールです。全方位の設問で抜け漏れなく問題・課題を抽出し、ダッシュボードで情報を集約することで、必要な情報をいつでも簡単に抽出することができ、食品産業をはじめとしたサプライチェーン全体で持続可能な発展に関する取り組みへのハードルを下げることを目指しています。

 

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ツールの公開にあたり、2024年11月19日にハイブリッド形式で記念イベントを開催しました。イベントには、SSCAPの開発に携わった専門家5名が登壇し、パネルディスカッションを通じて「社会的責任への取り組みの現場課題とSSCAPがもたらす変化」について議論が交わされました。

 

20241119_170417.jpg農林水産省の阿辺一郎様とパネルディスカッション登壇者

 

【公開記念イベントの開催】

ツールの公開を記念して、2024年11月19日主催者セミナーとパネルディスカッションを開催しました。本イベントの内容はJFSM YouTubeチャンネルでアーカイブ配信していますので、ぜひご覧ください(https://youtu.be/h2sLyJqBXss)。

 

冒頭、農林水産省 新事業・食品産業部 食品製造課 原材料調達・品質管理改善室長 阿辺一郎様より「農林水産省でも食品産業のサステナブル経営に関するガイダンスや食品企業向け人権尊重の取り組みのため手引きを作成している状況の中、SSCAPはフードサプライチェーンに関わる事業者のニーズを踏まえた時宜を得たものと感じている。」といった来賓挨拶をいただきました。続いてJFSMより主催者セミナーとして、SSCAPの開発背景や目的、企業の社会的責任をどう可視化していくかについて説明しました。最後にCSR、環境、食品安全、サステナビリティ、人権などに精通し、SSCAPの開発に携わった5名の専門家が登壇し、パネルディスカッションが行われました。企業が直面する社会的責任への課題とSSCAPがもたらす変化、可視化の展望について議論が行われました。

 

登壇者:

・赤羽真紀子様  CSRアジア(株) 代表取締役

・氏家啓一様  グローバル・コンパクト・ ネットワーク・ジャパン 事務局次長

・小松俊様  (一社)日本コンプライアンス &ガバナンス研究所 執行役員

・佐川一史様  SOMPOリスクマネジメント(株) 危機管理コンサルティング部 食品グループ グループリーダー

・水尾順一様  (一社)日本コンプライアンス& ガバナンス研究所 代表理事、 駿河台大学名誉教授

・(モデレーター)若谷尚子 JFSM SSC事業部 マネージャー

 

【SSCAPの概要】

SSCAPは、企業が行うCSR活動をデジタルで可視化し、その進捗状況や成果をリアルタイムで把握できるダッシュボード形式のプラットフォームです。このツールにより、企業は社会的責任の達成度を測定・報告するだけでなく、その影響を可視化し、ステークホルダーとの信頼関係を築くことができます。

詳細および無料体験版のお申し込みはこちら(https://www.jfsm.or.jp/ssc/)をご確認ください。

主な機能には、以下が含まれます。

取り組み状況の可視化機能

・全方位の設問で抜け漏れなく問題、課題を抽出し、取り組みのスピードを加速します。

・ダッシュボードで情報を集約することで、必要な情報をいつでも簡単に抽出することができます。

・最大10年間の経年比較により、施策の効果検証と将来の見通しづけを可能にします。

関係者の理解促進機能

・背景や理由を理解する(「なぜ」を払拭する)ことで、一人ひとりの認識成長を促します。

・評価結果の読み込み方や手順を習得することで、自社の現状に対する正しい理解を促進し、会社全体のベクトルを揃えます。

・具体的な行動をイメージできるようになることで、今後の行動変容を促します。

サプライヤー管理機能

・サプライヤー管理コスト(費用、作業負荷)の軽減をはかります。

・サプライヤーからの理解や協力を得やすくし、回答回収率を向上させます。

・リアルタイムで把握することで、リスクの芽を素早く摘み取ります。

・高リスク状態にあるサプライヤーを特定することで、モニタリング精度を高めます。

・共通、優先課題を特定することで、サプライチェーン全体の競争力を高めます。

 

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入力画面

 

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ダッシュボード画面

 

プレスリリース詳細についてはこちらをご覧ください:

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000088694.html