ニュース
【プレスリリース】『JFS規格』と『TQF規格』の相互承認プログラムにおいて、日本の食品事業者1社が初めて登録されました
この度、一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)は日本・台湾間における食品の輸出入拡大のため開始された民間の食品安全規格『JFS規格』と『TQF規格』の相互承認プログラムにおいて、日本の食品事業者1社が初めて登録されましたことをご報告致します。
一般財団法人食品安全マネジメント協会(以下、JFSM)と台灣優良食品發展協會 (以下、TQFA)は、2022年11月30日に開催された「TQFA2022年次総会」において、国際ビジネスチャンスを求めている日台それぞれの食品産業を、食品安全認証プログラムの観点から、継続的に支援するためのパートナーシップ協定を締結しました。
本協定に基づき、食品産業分野の適合証明プログラムで同等性のあるJFS規格及びTQF規格の2規格を相互に承認するプログラムを開始しました。
このプログラムにおける日本国内初の登録事例として、国際認証のJFS-C規格を取得され、日本酒・焼酎の製造を行う株式会社高橋商店様(福岡県八女市)が、台湾で普及する認証プログラムであるTQF規格レベル1と同等の食品安全管理を行っているとして、認証プログラムオーナーであるTQFAおよびJFSMによって相互に承認されました。
2024年3月8日には、東京ビッグサイトで開催されたFOODEX JAPAN2024内で行われたFOODEXステージセミナーの場で、日本の食品事業者における相互承認登録第一号となった株式会社高橋商店 代表取締役社長の中川拓也様を招待し、相互承認の授与式を開催致しました。授与式にはTQFA事務局長の張俊明様、およびJFSM副理事長兼事務局長の小谷雅紀が登壇し、高橋商店様へ相互承認認証書を授与しました。
JFS規格及びTQF規格の相互承認プログラムでは、TQF規格レベル2の登録のうち28件の申請において、JFS-B規格に相当する食品安全管理を行っているとして認証プログラムオーナーであるTQFAおよびJFSMにより相互承認されています。(登録件数は2024年2月末時点)
今後、JFSMではJFS規格およびTQF認証の2規格の相互承認を推進し、流通・小売業および消費者に対するブランド認知と信頼性の向上に努めて参ります。そして日台間の食品の輸出入を促進させ、日本および台湾の食品事業者がグローバルに拡大する機会を創出するよう活動して参ります。