パブリックコメント募集
「JFS-A/B監査及び適合証明プログラム文書(案)」のご意見募集
ただ今、受付は行っておりません。
パブリックコメントの募集について
一般財団法人 食品安全マネジメント協会では、2016年4月~5月に国際取引に使われることを意図したJFS-E-C規格・JFS-C認証スキームのパブリックコメントを募集し、7月26日に公表いたしました。(詳細は規格・認証をご覧ください。)
今回、一般衛生管理を中心としたJFS-E-A規格、及び、Codex HACCPの要求事項を含むJFS-E-B規格に係る「JFS-A/B監査及び適合証明プログラム文書」の素案を作成いたしましたので、皆さまからのご意見を募集いたします。
プログラム文書
JFS-A/B監査及び適合証明プログラム文書(案)
※JFS-E-A規格・JFS-E-B規格につきましては、2016年4月~5月にパブリックコメント募集を終了しております。
締切
2016年9月1日(木)
提出方法
ご意見を提出される方は、下記より「ご意見記入シート」をダウンロードいただき、ご意見送信フォームを利用して、ご送付いただけますよう、お願い申し上げます。
ご意見記入シート
※ご利用のブラウザでファイル保存に関するセキュリティダイアログ画面が表示された場合は、ローカルディスクにファイルを保存(ダウンロード)をしてから、ファイルをお開きください。
※ご利用のブラウザからドキュメントのダウンロードが正常に行えない場合は、public-1608@jfsm.or.jp 宛にお問い合わせください。
規格概要
JFS規格の特徴
このJFS規格素案は、以下の特徴を有している。
(1) あらゆる組織にとって取り組みやすいもの
中小規模の事業者を含めて、あらゆる食品事業者がHACCPの考え方を学びながら、順を追って食品安全管理の取組を向上させていくことができるものとするため、以下のような3つの段階を持った規格とした。
【利用する事業者の想定】
- A規格
- 食品安全の基礎を確立したい事業者
- B規格
- 食品安全のレベルをさらに向上させ、HACCPを実施したい事業者
- C規格
- 輸出など国際的な取引で通用するレベルを目指す事業者
A規格は、規制が最低限入っており、食品安全の確保の観点から重要なものを含み、かつ、小規模な事業者でも分かりやすく取り組むことができるものとした。また、HACCPの危害要因の制御の考え方の第一段階である、リスクベースで考えることを盛り込み、HACCPの準備ができるようにした。さらに、施設整備での対応ではなく運用での対応を重視した。
B規格は、HACCPのすべてと、いくつかの項目が追加されたものとした。
C規格は、国際的に通用する規格として、国際的に求められている項目すべてを含むものとした。
(2) シンプルに結果を要求するものとし、科学的根拠があれば柔軟性を認める規格
規格は、組織にとっての分かりやすさ、使いやすさを重視し、要求事項をシンプルにし、結果を要求するものとした。結果に対しての具体的なアプローチの方法は、科学的根拠があればいろんな方法をとることができるようにしている。
しかし、このような要求事項となると、どのレベルまでが求められるのかが分かりにくくなるので、標準的な方法や考え方を、今後、ガイドラインの形で示す予定。ガイドラインは要求事項ではないので、ガイドラインに記述している方法以外の方法でも、科学的根拠があれば良い。
(3) 国際的な標準を取り込んでいる
国際的に通用する規格とするために、コーデックス委員会の「食品衛生の一般原則」、その付属書である「HACCP適用のためのガイドライン」を取り込んだ。
また、要求事項は、GFSIのガイダンス・ドキュメント(v6.4)で提示されていることに沿って作ったものに、継続的改善(PDCAサイクル)が実現できるよう、項目を追加した。
(4) 日本語らしい日本語で記述
日本の事業者にとって分かりやすくするため、用語を日本での標準的なものを使用するとともに、日本の食品業界の標準的な表現を使った「FCP共通工場監査項目※」も参照し、日本語らしい言い回しとした。
※FCP(フード・コミュニケーション・プロジェクト)とは、消費者の「食」への信頼を高めることを目的として、農林水産省が提供するプラットフォームの下で食品関連事業者が主体的に食品の安全や信頼確保のための取組を進めるプロジェクト。「FCP共通工場監査項目」は、FCPで参加者同士が議論し食品の工場監査の共通項目をまとめた取組の「見える化」のためのツール。
JFS-E-A規格(案)
JFS-E-B規格(案)
参考1:A・B・C要求項目比較表(4月22日版)
参考2:セクター一覧
ご意見送付先
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